おはこんにちは、kouseiです。最近のブログを始めて色々と書いていると、人にどうやってわかりやすく噛み砕いた説明ができるかって、社会に出てすごく重要なことなんじゃないかと痛感いたします。自社の製品のPRだったりサービスの仕組みの説明であったりこうやって文章にまとめることが一つのトレーニングになっています。今日は源泉徴収について簡単に説明したいと思います。
源泉徴収という言葉を知っていますか?
新社会人の皆さんは源泉徴収という言葉を知っていますか?聞いたことありますか?大学高校でアルバイトをしていた人は、知っているかもしれませんね。社会人(会社員、公務員)3年目の人は常識中ですよね?すでに理解している皆さんはこの記事読んでも時間の無駄なので、もっと時間を有効に使って下さい。
源泉徴収とは
会社員、公務員は基本的に給料から所得税を差し引いて給料が支払われます。この給料から税金(所得税)を先に差っ引いて税金を徴収する方法それが源泉徴収です。
自営業、フリーランスの場合は確定申告で今年の収益に対して所得税がかけられ後日所得税1年分を支払います。会社員、公務員の場合は、毎月の給料からすでに税金が天引きされているので例外がなければ確定申告の必要はありません。
そればかりか源泉徴収はシステマチックに税金を徴収しているので払いすぎた税金が戻ってくる場合があります。それは、保険(社会保険料控除、生命保険料控除)に入っている場合、住宅ローンを組んでいる場合(住宅ローン控除:期間があります)など13の項目があります。給料のうち控除対象のものに支払っている場合はそれには税金はかかりませんよという意味です。社内の会話では、去年住宅ローン控除が終わったから税金の支払いがつらいとか話が聞こえてきます。
所得税はいくら
年収ベースでざっくり(所得税は累進課税なので収入によって税率が違います)例て話すると年収300万の人の場合は、所得税率10%から9万7500円差し引いた額が1年間の課税所得になります。(年収が195万円~330万円以下の場合はこの計算式でOKです)
つまり20万2500円の所得税を払うことになります。月約1万7000円ほどですね。
控除について
そこで各控除対象の支払いがある人はそこから税金が免除されます。色々と条件要件があるのですが、前のの記事で描いたのですがiDeCoも控除対象です。例えば先ほどの例iDeCoを毎月1万円支払った場合どうなるかというと、年収300万からiDeCoの支払い年12万円を差し引くと288万円になります。それにさっきの所得税を当てはめると、
となり年間で支払う税金が1万ちょっと安くなります。たかが1万円ぽっちとと思いますか?ちりも盛ればです。こうやってコツコツ節税していく意識が大事なのです。しかもiDeCoの場合は老後に向けて積み立てていますから貯金しているつもりで節税にもなる。メリットのほうが大きいです。
年末調整について
さっき場合によってはお金が戻ってくるって話だったのですが、控除対象のものに支払っている事を会社は基本的には知りません。会社は年収によって自動的に所得税を徴収しています。それが源泉徴収でしたね。会社員、公務員の場合は、11月頃に年末調整という儀式が行われます。年末調整できちんと書類を提出すると、控除対象の支払いがあったから取りすぎた税金を次の給料で払い戻します。というやり方をとります。私の場合住宅ローン控除が大きいので年末調整で所得税の約20万まるまる戻ってきます。
年末調整で年間支払い見込みの保険料とかiDeCoの支払い証明書etcを指定の書類に添付して会社の給与担当に提出すればOKです。
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参考リンク
源泉徴収
源泉徴収 – Wikipedia
年末調整
年末調整 – Wikipedia
控除
年末調整 保険料控除って何?【2020年版】 (nissen-life.co.jp)
所得税
【税理士監修】年収別の所得税率・所得税額の早見表、所得税の計算方法 (aruhi-corp.co.jp)